自殺するつもりなら秋田の雪山に来い
どうせなら、静かなところで。
人類各位、お疲れ様です。ぼっちです。
自殺未遂が日常茶飯事になりつつあるけど
毎日生きてます。生への冒涜ですね
このページ読んでる人、少なくとも
毎日生きるのが楽しい人ではないと思うんですけど
もしかしてお仲間でしょうか。自殺のご予定がおありですか…?
私も精神が朧げな人間なので朝晩は特に不調で
「自分の知らないところで自分の知らない人間が
幸せに笑っているのがどうしようもなく羨ましくて
憎たらしくて涙が止まらない」とか、
「虚無に対する嫉妬で憎悪が燃え上がって寝れない」
などの謎の孤独感に苦しめられあは〜死のうかな〜^^と
涙を流しながら深夜徘徊を始めることがままある。
みんなもない?そういうこと
何をするにも気力が湧かなくて、涙が出ちゃって
でもよっしゃ!自殺しよう!!!って思った瞬間に
突然行動力が発揮されるあれ。
でも本気で自殺するつもりではなくて…
私よくあるんだよな
バイトを体調不良でズル休みしたくせに
その日の夜、山奥の展望台に4時間かけて登っちゃうみたいな
きっと疲れた人にとって一番の薬は
睡眠よりも夢よりも、現実逃避だと思うんだわ
というわけで…
やってまいりました!!!
2月の秋田県の雪山!!!!
気温はマイナス10度!!!
バナナで釘が打てる温度。
裸になって1時間も寝てれば凍死すると思う。
雪を触ってみる。水分多めのパウダースノー。
フワッフワで美味しそう。
そういえば数年前イオンのフードコーナーに
北の綿雪とかいう台湾式かき氷が出店してたけど
あれ結構美味しかったなー
プレーンがミルキーで好きだった。
また食べたいなあ…なんて
こういう回想してる間は死にたさが消えるから
現実逃避は最高だね。
夜になると人が1人もいなくなる。
しかも公衆電話が雪で閉ざされて使えない。
本当に死んじゃうから注意してね。
今回の現実逃避のお宿はこちら
丸駒荘。(掲載許可いただいてます)
民宿的な雰囲気。おばちゃんが2人?で経営してる。
周辺商業施設は一切無く、唯一小さいお菓子が売ってるのは
夕方4:30までしか営業していないスキーセンターの売店のみ。
ちなみに一番近いコンビニまで50キロある。
近いってレベルじゃねえ。
実家のような安心感て言葉を聞くたびに
実家に安心感なんてねえよって思う人間
一定数いると思うんだけどこれはマジ安心感。
ぽかぽかの石油ストーブと秋田杉造りのウッディな匂い。
なんせ外が寒すぎるので入った時のほっ…感がえげつない
ご飯はおばちゃん達の手作り。お米ふっかふか。
あと水がめちゃめちゃうまい。雪解け水らしい。
濃いめの味噌汁には山菜がたっぷり。
いつまでも降り止まない雪を眺めながらいただく。
少し薄暗いけどそこがまた落ち着くんだよなぁ
温泉行きたいけど他人と湯に浸かりたくねえ〜って
思ってたからこれは嬉しい。
シャワー1台しかないので1人ずつ入る用ですね。
近くに水沢温泉って広いとこもあるけど
私はこっちのこぢんまりした感じが好きだなあ。
狭い所の方が落ち着いて堪能できるしね。
ゆったりと温泉に浸かりながらこんなことを考えた。
心を病んでしまうのは、なぜなんだろう、と
ネットには「精神病になりやすい人の特徴!」
なんて心理テストみたいな記事がいっぱい並んでるけど
精神を病んでしまう人ってただただ、
自分を甘やかせないんだろうなとぼんやり考える。
父も母も自分に厳しい人で、いつも必死だった。
「旅行」「お酒」とかの娯楽は徹底的に排除し
毎日働いて寝るを繰り返していた。
そして私の記憶には両親の泣き顔ばかりが浮かぶ。
その娘の私も、旅行というものには学校行事以外で
行ったことがないし、息抜きとは悪!みたいな意識が
強く根付いている。
でも、死にに来た私は今温泉でリラックスしていて…
気分が良くて…お風呂上りには牛乳を飲んで…お布団で寝たくて…
自分の弱さに思わず笑ってしまった。
私の死にたさなんてこんなもんだったのかな。
自分の欲を、甘えを押し殺してしまう我が同志に次ぐ。
自殺をしに行くのだ!って言い訳して、
秋田の雪山、1度来てみない?
旅行なんかじゃないよ。
全く甘えではないよ。
無駄遣いでもないよ。
ほんのちょっと、逃避をするだけだから。
生きるために、自殺をしに行こう。
今週のお題「雪」